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気管支喘息

「咳が続く」「夜中や明け方に胸が苦しい」「運動すると息が切れる」——それは、気管支喘息のサインかもしれません。

喘息は適切な治療で症状をコントロールできる病気です。放置せず、早めにご相談ください。

こんな症状はありませんか?

✅ 咳が3週間以上続いている/夜間・早朝に悪化する
✅ 夜中・明け方に咳苦しさで目が覚める
✅ 走ったり笑ったりすると咳き込む
✅ 冷たい空気・タバコの煙で咳が出る
✅ 「ゼーゼー・ヒューヒュー」という音がする
✅ 風邪が治ってからも咳だけ残る
✅ アレルギー体質・花粉症・アトピーがある

→ 一つでも当てはまる方は、まず当院にご相談ください。

気管支喘息とは?

気管支喘息は、気道(気管支)に慢性的な炎症が起きて、気道が狭くなる病気です。日本では成人の約3〜6%、子どもの約6〜12%が罹患しているとされ、決して珍しい病気ではありません。

炎症によって気道が敏感になり、ちょっとした刺激(冷気・ホコリ・運動など)で咳や息苦しさの発作が起こります。放置すると気道が徐々に硬くなり(気道リモデリング)、元に戻らなくなるため、早期治療が重要です。

特徴 内容
原因 ダニ・ホコリ・花粉などのアレルゲン + 気道の慢性炎症
好発時間帯 夜中〜明け方(副交感神経優位のため気道が細くなりやすい)
主な誘因 ウイルス感染・運動・冷気・タバコ煙・ストレス・気温変化
放置のリスク 気道リモデリング(不可逆的な狭窄)・重篤な発作・入院リスク

当院の強み:専門検査が「当日」可能です

喘息は「症状があっても肺機能検査が正常」なケースも多く、複数の検査を組み合わせた正確な診断が不可欠です。当院では以下の専門検査を当日実施できます。

検査 内容・意義
FeNO(呼気NO検査) 息を吐くだけで気道の好酸球性炎症を数値化。喘息に特有の炎症パターンを評価し、吸入ステロイドの必要性・効果判定に直結します。
RESMON(モストグラフ) 安静呼吸のまま気道抵抗を周波数別に測定する「強制オシレーション法(FOT)」。スパイロメトリーでは捉えられない末梢気道の病変を可視化でき、早期喘息・コントロール不良例の評価に威力を発揮します。咳が強くて努力呼吸が難しい方にも実施可能です。
スパイロメトリー 1秒量(FEV₁)・FVC・1秒率(FEV₁/FVC)を測定し、気流制限の有無・重症度を評価。気管支拡張薬吸入前後で比較することで、喘息・COPDの鑑別にも役立ちます。
血液検査(アレルギー) 好酸球数は当日確認が可能。アレルゲン同定には特異的IgE(MAST法)を用います。
※好酸球数は院内で当日結果。IgE・特異的IgE検査は外注のため、結果は採血後数日でのご報告となります。
胸部X線 肺炎・腫瘍など他疾患との鑑別に用いる。必要に応じて当日実施可。

※ これらを組み合わせることで、喘息・咳喘息・COPDを正確に鑑別し、最適な治療を提供します。

治療の流れ

喘息治療は「発作を止める薬」と「炎症を抑える薬」の組み合わせが基本です。当院では喘息治療ガイドライン(JGL)に基づき、患者さん一人ひとりの重症度に合わせた治療を行います。

ステップ 治療内容

軽症間欠型
発作時のみ短時間作用型β₂刺激薬(SABA)を使用。日常的な治療薬は不要なことが多い。

軽症持続型
低用量吸入ステロイド薬(ICS)を毎日使用。炎症を根本から抑えることが目標。

中等症持続型
中用量ICS + 長時間作用型β₂刺激薬(LABA)の配合剤。コントロール不良の場合は長時間作用型抗コリン薬(LAMA)を追加し、気道拡張効果を上乗せします。

重症持続型
高用量ICS + LABA + LAMA(トリプル療法)。それでも難治な場合は生物学的製剤(抗体療法)を検討。

重症喘息の方へ:生物学的製剤

トリプル療法を最大限に行っても発作が繰り返される場合、生物学的製剤(抗体療法)の適応を検討します。好酸球・IgE・IL-4/13などのアレルギー・炎症経路を標的とした注射薬で、難治性喘息の発作回数を大幅に減らすことが臨床試験で示されています。当院では適応評価・導入支援を行っています。

日常生活での注意点

吸入薬を毎日続ける:症状がないときも炎症はあります。自己判断で中断しないことが大切です。
アレルゲンを減らす:ダニ対策(防ダニシーツ・掃除機)、喫煙・受動喫煙の回避、ペットの管理。
発作のサインを知る:PEF(ピークフロー)の低下、夜間症状の増加は悪化のサイン。早めに受診を。
体調管理:ウイルス感染が喘息を悪化させます。手洗い・インフルエンザワクチン接種を心がけてください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 喘息は完治しますか?
A. 適切な治療で多くの方は症状が出ない状態(寛解)を維持できます。子どもで自然寛解することもありますが、大人になっても治療継続が必要なケースが多いです。

Q. 吸入薬をずっと続けないといけないですか?
A. 症状が十分コントロールされれば、段階的に薬を減らせる場合があります。ただし自己判断での中断は危険です。必ず医師と相談してください。

Q. 運動はしてもいいですか?
A. 適切に治療すれば運動も問題ありません。運動前に短時間作用型の吸入薬を使用することで、運動誘発性喘息を予防できます。

Q. 市販の気管支拡張薬(テオフィリン系)で代替できますか?
A. 一時的に楽になることはありますが、根本の炎症は抑えられません。必ず専門医の診察を受けてください。

喘息は「うまくつき合う病気」ではなく、正しい治療でコントロールできる病気です。FeNO・RESMON・スパイロを組み合わせた精密診断と、患者さん一人ひとりに合わせた吸入療法で、発作のない日常生活を目指しましょう。
気になる症状がある方は、お気軽に当院(東松戸クリニック・呼吸器内科)へご相談ください。

喘息でお困りの方へ

「咳が長引く」「夜中や明け方に咳で目が覚める」「市販薬で改善しない」——そのような方は一度ご相談ください。
呼吸器内科専門医が呼気NO検査・モストグラフ・肺機能検査で丁寧に評価します。

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