院長ブログ
心筋梗塞の後、残った冠動脈の狭窄はどうするのか——残枝病変と待機的PCIの根拠
(2026.05.18更新)
はじめに——「他にも細いところがありますね」
「カテーテルで詰まった血管を広げてもらいました。でも先生が『他にも細いところがありますね』と言っていました。次にどうすればいいですか?」——こういう質問… ▼続きを読む
心筋梗塞を起こした血管のプラークは、なぜそんなに危険なのか——不安定プラークの正体
(2026.05.11更新)
はじめに——「心筋梗塞は突然来た」という患者さんの言葉
「心筋梗塞は突然来た」——外来でよく聞く言葉だ。前日まで普通に生活していた。検診でも特に指摘はなかった。あれほど激しい胸痛が、なぜ何の前触れも… ▼続きを読む
その胸痛、「気のせい」ではないかもしれない——冠攣縮性狭心症を知ってほしい
(2026.05.04更新)
こんな経験はないだろうか
夜中、寝ているだけなのに胸がギューッと締め付けられて目が覚める。明け方に息苦しくなって、しばらくじっとしていると治まる。
まだ30代、40代なのに胸が痛い。「この年齢… ▼続きを読む
カテーテルアブレーションか薬か——循環器内科医が本音で比較する
(2026.04.27更新)
「アブレーションをすすめられているんですが、どう思いますか」——セカンドオピニオン的な相談が増えています。薬とアブレーション、どちらが正解かという問いに一言では答えられません。ただ、判断の軸は整理でき… ▼続きを読む
ワーファリンからDOACへ——なぜ治療の常識は変わったのか
(2026.04.20更新)
「何十年もワーファリンを飲んでいます」——そうおっしゃる患者さんが、転院で来られることがあります。お話を伺って状況を整理すると、DOACに切り替えられる可能性が十分あるケースが少なくありません。
「… ▼続きを読む
HELT-E₂S₂スコアで、あなたの脳梗塞リスクを日本人基準で確認する
(2026.04.13更新)
「脳梗塞のリスクはどのくらいですか」——外来でよく受ける質問です。答えるためのツールは複数ありますが、日本人の心房細動患者に限れば、2023年のJCS(日本循環器学会)ガイドラインが新たに推奨したスコ… ▼続きを読む
生物学的製剤時代における吸入療法の再定位 ─ 分子標的治療とICSはどう共存するのか【医療従事者向け】
(2026.04.11更新)
はじめに ─ パラダイムシフトの中のICS
2000年代後半から登場した生物学的製剤(バイオロジクス)は、重症喘息治療のランドスケープを根本的に変えつつある。抗IgE抗体オマリズマブに始まり、抗IL… ▼続きを読む
LABA・LAMA・ICS配合剤の薬理学的シナジーとガイドライン比較 ─ 最適な吸入療法の選択に向けて【医療従事者向け】
(2026.04.11更新)
はじめに ─ 配合剤時代の到来
気管支喘息の吸入療法は、かつてのICS単剤中心の時代から、ICS/LABA(長時間作用性β2刺激薬)配合剤の標準化を経て、現在ではICS/LABA/LAMA(長時間作… ▼続きを読む
吸入ステロイド薬(ICS)の薬理学的基盤と最新エビデンス ─ 気道炎症制御の分子メカニズムから臨床的意義まで【医療従事者向け】
(2026.04.11更新)
はじめに ─ なぜ今、ICSの薬理を再考するのか
喘息治療において吸入ステロイド薬(Inhaled Corticosteroids: ICS)は、半世紀以上にわたり治療の根幹を担い続けている。197… ▼続きを読む
健診で心房細動と言われた——その日に知っておくべきこと
(2026.04.05更新)
健診の結果用紙に「心房細動疑い」と書いてあった——そういう患者さんが、毎週のように当院を受診されます。みなさん共通しておっしゃるのは、「何をすればいいのか分からなかった」ということです。この記事では、… ▼続きを読む
