心臓を知る
「喘息の薬が効かない」― 息切れの正体が心臓のことがあります(2026.09.16更新)
喘息の治療を続けているのに、息切れが取れない。吸入を強めても変わらない。そんなとき、疑うべきもう一つの臓器があります。この記事の要点息切れと咳は、肺だけでなく心臓の病気でも起こります。特に高齢の方では… ▼続きを読む
家庭血圧の正しい測り方 ― 病院の数字より重要です(2026.09.16更新)
「病院だと高いけれど、家では正常なんです」。この訴えは言い訳ではなく、医学的に意味のある情報です。むしろ、家庭の数字の方が信頼されています。この記事の要点治療方針の判断では、診察室の血圧より家庭血圧が… ▼続きを読む
健診の心電図で「異常」と言われたら(2026.09.16更新)
健診結果に並ぶ「心電図異常」の文字。カタカナと記号ばかりで、何が起きているのか分からない。まず、慌てなくてよいものと、確認すべきものを整理します。この記事の要点心電図の所見には、経過観察でよいものと精… ▼続きを読む
心不全でも運動していい ― 安静が正しかったのは昔の話(2026.09.16更新)
「心臓が悪いから、無理をしないように」。この言葉が、いま逆の意味で問題になっています。動かないことで体力が落ち、かえって心臓の負担が増える——それが現在の理解です。この記事の要点現在は、安定した心不全… ▼続きを読む
減塩は「我慢」ではなく技術です(2026.09.09更新)
「減塩してください」と言われて、まず何を思い浮かべますか。多くの方が、食卓の醤油差しを想像します。でも、実は塩分の大半はそこにはありません。この記事の要点心不全では1日6g未満が一般的な目標です。日本… ▼続きを読む
毎日の体重測定が、入院を防ぎます(2026.09.09更新)
心不全の管理で、いちばん安上がりで、いちばん効果のある道具は何か。答えは体重計です。息切れが出るより前に、体重は動きます。この記事の要点心不全の悪化は、自覚症状より先に体重の増加として現れます。目安は… ▼続きを読む
心不全の薬はなぜ何種類も出るのか ― 4つの柱(2026.09.09更新)
「なぜこんなに薬が多いのですか」。心不全の患者さんから必ず聞かれます。実はこの複数の薬には、一つひとつ「寿命を延ばす」という根拠があります。この記事の要点心不全の薬には「症状を楽にする薬」と「寿命を延… ▼続きを読む
「心臓の動きは正常」と言われたのに心不全 ― HFpEFという型(2026.09.09更新)
「心エコーでは動きは悪くないですよ」と言われたのに、息切れは続く。この矛盾には名前があります。心不全の半分近くを占める、見落とされやすい型の話です。この記事の要点心不全には「縮む力が落ちる型」と「広が… ▼続きを読む
心不全とは何か ― 「心臓が止まる病気」ではありません(2026.09.09更新)
「心不全です」と告げられたとき、多くの方が「心臓が止まりかけている」と受け取ります。実際は少し違います。まず、この言葉が何を指しているのかを整理させてください。この記事の要点心不全は病名ではなく、心臓… ▼続きを読む
足の動脈硬化(PAD)と言われたら ── コレステロールは「しっかり」下げたほうがよい理由(2026.09.07更新)
「歩くとふくらはぎが痛くなって、休むと治る」「足が冷たい・しびれる」――こうした症状で末梢動脈疾患(PAD、下肢閉塞性動脈疾患=LEAD)と診断される方がいます。足の血管の動脈硬化が進み、血流が悪くな… ▼続きを読む
「息切れ・むくみ」の心不全に、また新しい選択肢 ── フィネレノン(ケレンディア®)とは(2026.08.24更新)
「階段や坂道で息切れがひどい」「足がむくむ」「疲れやすい」――こうした症状で「心不全」と診断される方が増えています。特に、心臓のポンプ機能は保たれているのに心不全の症状が出るタイプ(HFpEF:ヘフペ… ▼続きを読む
コレステロールの薬「年2回の注射」で半分に ── 新しい治療「レクビオ®」を分かりやすく解説(2026.08.17更新)
「LDLコレステロールが高い」と言われて、毎日薬を飲んでいるけれどなかなか下がらない。あるいは「PCSK9阻害薬」という自己注射を勧められたけれど、2週間ごとの自己注射が続けられるか不安――そんな方に… ▼続きを読む
心臓の弁の手術、それともカテーテル? ── 2024年の新しい比較研究「MATTERHORN試験」が示したこと(2026.08.10更新)
これまでお話ししてきたマイトラクリップ(M-TEER)は、開胸手術が難しい方を対象にした治療として広まってきました。「外科手術と比べてどちらが優れているのか?」という患者さんからよくいただく質問には、… ▼続きを読む
心房細動の新しい治療「パルスフィールドアブレーション」── 電気で焼かずに不整脈を治す時代(2026.08.03更新)
心房細動と診断され、「カテーテルアブレーション」という治療を勧められた方も多いのではないでしょうか。これまでは心臓の中を「熱」や「冷凍」で焼く治療が主流でしたが、2024年9月、日本でも「電気」で治す… ▼続きを読む
「やせる注射」で睡眠時無呼吸が半分以下に ── 2024年に明らかになった新事実と、日本での保険適応(2026.07.27更新)
「いびきがひどい」「日中眠くて仕方がない」「健診でAHIが高いと言われた」――睡眠時無呼吸(SAS:Sleep Apnea Syndrome、正式には閉塞性睡眠時無呼吸=OSA)は、日本人にも非常に多… ▼続きを読む
喘息と心不全は、驚くほど似ている ― 第7回日本喘息学会に参加してきました(2026.07.26更新)
第7回日本喘息学会総会学術大会は岡山コンベンションセンター(JR岡山駅西口すぐ)で開催されました。 今日は岡山で開かれた第7回日本喘息学会に参加してきました。 土曜の外来を終えてから前乗りして、日曜の… ▼続きを読む
マイトラクリップが向く方・向きにくい方 ── いつ専門病院に相談すべきか(2026.07.13更新)
これまでの2回で、僧帽弁逆流症という病気と、その治療法であるマイトラクリップについてお話ししました。今回はもう少し実践的に、「どんな方がマイトラクリップに向くのか」「いつ専門病院に紹介してもらえばよい… ▼続きを読む
開胸手術が難しい弁の逆流に──カテーテル治療「マイトラクリップ」とは(2026.07.06更新)
前回(記事①)は、僧帽弁逆流症がどんな病気で、なぜ治療が必要かについてお話ししました。今回は、その治療法のひとつマイトラクリップ(MitraClip)について、しくみと効果、安全性をやさしくご紹介しま… ▼続きを読む
心臓の弁が「閉まりにくい」と言われたら ── 二次性僧帽弁逆流症をやさしく解説(2026.06.29更新)
健診や心エコー検査で「僧帽弁の逆流があります」と言われて、不安になっていませんか?「弁が悪いってどういうこと?」「手術が必要なの?」「ほうっておくとどうなる?」――この記事では、循環器内科でよく出会う… ▼続きを読む
TGもLDLも下げたい?──パルモディア(ペマフィブラート)の実力と注意点(2026.06.01更新)
「中性脂肪(TG)が高いと言われたけど、LDLコレステロールもちょっと高め…。1つの薬で両方なんとかならないの?」 脂質異常症の患者さんからよく聞かれるこの疑問。今回は、世界初の選択的PPARαモジュ… ▼続きを読む
