循環器・心臓
血をサラサラにする薬、いつまで2種類飲むの? ── 心房細動とステント治療を受けた方へ(2026.09.21更新)
心房細動(しんぼうさいどう)があって、さらに心臓の血管にステント(金属の筒)を入れる治療を受けた方は、血をサラサラにする薬を2種類飲む時期があります。 「いつまで2種類飲むのだろう」「薬が多くて不安」… ▼続きを読む
OPTIMA-AF ─ 心房細動+PCI後の抗血栓療法は「1ヶ月」で切ってよいか。日本発RCTの読み方と、かかりつけ医の役割【医療従事者向け】(2026.09.17更新)
はじめに ── 「いつ抗血小板薬を止めるか」という日常的な問い 心房細動(AF)を有する患者がPCIを受けた場合、抗凝固薬に抗血小板薬を上乗せする期間をどう設定するかは、虚血と出血のトレードオフそのも… ▼続きを読む
「喘息の薬が効かない」― 息切れの正体が心臓のことがあります(2026.09.16更新)
喘息の治療を続けているのに、息切れが取れない。吸入を強めても変わらない。そんなとき、疑うべきもう一つの臓器があります。この記事の要点息切れと咳は、肺だけでなく心臓の病気でも起こります。特に高齢の方では… ▼続きを読む
家庭血圧の正しい測り方 ― 病院の数字より重要です(2026.09.16更新)
「病院だと高いけれど、家では正常なんです」。この訴えは言い訳ではなく、医学的に意味のある情報です。むしろ、家庭の数字の方が信頼されています。この記事の要点治療方針の判断では、診察室の血圧より家庭血圧が… ▼続きを読む
健診の心電図で「異常」と言われたら(2026.09.16更新)
健診結果に並ぶ「心電図異常」の文字。カタカナと記号ばかりで、何が起きているのか分からない。まず、慌てなくてよいものと、確認すべきものを整理します。この記事の要点心電図の所見には、経過観察でよいものと精… ▼続きを読む
心不全でも運動していい ― 安静が正しかったのは昔の話(2026.09.16更新)
「心臓が悪いから、無理をしないように」。この言葉が、いま逆の意味で問題になっています。動かないことで体力が落ち、かえって心臓の負担が増える——それが現在の理解です。この記事の要点現在は、安定した心不全… ▼続きを読む
減塩は「我慢」ではなく技術です(2026.09.09更新)
「減塩してください」と言われて、まず何を思い浮かべますか。多くの方が、食卓の醤油差しを想像します。でも、実は塩分の大半はそこにはありません。この記事の要点心不全では1日6g未満が一般的な目標です。日本… ▼続きを読む
毎日の体重測定が、入院を防ぎます(2026.09.09更新)
心不全の管理で、いちばん安上がりで、いちばん効果のある道具は何か。答えは体重計です。息切れが出るより前に、体重は動きます。この記事の要点心不全の悪化は、自覚症状より先に体重の増加として現れます。目安は… ▼続きを読む
心不全の薬はなぜ何種類も出るのか ― 4つの柱(2026.09.09更新)
「なぜこんなに薬が多いのですか」。心不全の患者さんから必ず聞かれます。実はこの複数の薬には、一つひとつ「寿命を延ばす」という根拠があります。この記事の要点心不全の薬には「症状を楽にする薬」と「寿命を延… ▼続きを読む
「心臓の動きは正常」と言われたのに心不全 ― HFpEFという型(2026.09.09更新)
「心エコーでは動きは悪くないですよ」と言われたのに、息切れは続く。この矛盾には名前があります。心不全の半分近くを占める、見落とされやすい型の話です。この記事の要点心不全には「縮む力が落ちる型」と「広が… ▼続きを読む
心不全とは何か ― 「心臓が止まる病気」ではありません(2026.09.09更新)
「心不全です」と告げられたとき、多くの方が「心臓が止まりかけている」と受け取ります。実際は少し違います。まず、この言葉が何を指しているのかを整理させてください。この記事の要点心不全は病名ではなく、心臓… ▼続きを読む
足の動脈硬化(PAD)と言われたら ── コレステロールは「しっかり」下げたほうがよい理由(2026.09.07更新)
「歩くとふくらはぎが痛くなって、休むと治る」「足が冷たい・しびれる」――こうした症状で末梢動脈疾患(PAD、下肢閉塞性動脈疾患=LEAD)と診断される方がいます。足の血管の動脈硬化が進み、血流が悪くな… ▼続きを読む
LEAD(下肢動脈疾患)のLDL目標は本当に「120未満」でよいのか ── 日本JAS2022と国際ガイドラインの乖離を考える【医療従事者向け】(2026.09.03更新)
はじめに ── 見過ごされがちな「LEAD単独」の脂質管理 下肢閉塞性動脈疾患(LEAD:Lower Extremity Artery Disease、いわゆるPAD)は、全身のアテローム性動脈硬化の… ▼続きを読む
「息切れ・むくみ」の心不全に、また新しい選択肢 ── フィネレノン(ケレンディア®)とは(2026.08.24更新)
「階段や坂道で息切れがひどい」「足がむくむ」「疲れやすい」――こうした症状で「心不全」と診断される方が増えています。特に、心臓のポンプ機能は保たれているのに心不全の症状が出るタイプ(HFpEF:ヘフペ… ▼続きを読む
FINEARTS-HF試験と、HFpEF/HFmrEFに広がった第4の柱 ─ 非ステロイド型MRAフィネレノン(ケレンディア®)が本邦でも承認【医療従事者向け】(2026.08.20更新)
はじめに ── HFpEF治療の空白を埋める新エビデンス HFrEFに対しては、ARNI・β遮断薬・MRA・SGLT2阻害薬という「4本柱」が確立されて久しい。一方、HFpEF(LVEF≥50%)・H… ▼続きを読む
コレステロールの薬「年2回の注射」で半分に ── 新しい治療「レクビオ®」を分かりやすく解説(2026.08.17更新)
「LDLコレステロールが高い」と言われて、毎日薬を飲んでいるけれどなかなか下がらない。あるいは「PCSK9阻害薬」という自己注射を勧められたけれど、2週間ごとの自己注射が続けられるか不安――そんな方に… ▼続きを読む
インクリシラン(レクビオ®)── 年2回でLDLを半減させるsiRNA製剤の実力と、日本での位置づけ【医療従事者向け】(2026.08.13更新)
はじめに ── アドヒアランスの壁を超える発想 脂質異常症治療は、スタチンに始まりエゼチミブ、そしてPCSK9抗体薬(エボロクマブ・アリロクマブ)と段階的に進化してきた。しかし現場で最大の障壁になるの… ▼続きを読む
心臓の弁の手術、それともカテーテル? ── 2024年の新しい比較研究「MATTERHORN試験」が示したこと(2026.08.10更新)
これまでお話ししてきたマイトラクリップ(M-TEER)は、開胸手術が難しい方を対象にした治療として広まってきました。「外科手術と比べてどちらが優れているのか?」という患者さんからよくいただく質問には、… ▼続きを読む
MATTERHORN試験 ─ 二次性僧帽弁逆流に対するM-TEERは外科手術に非劣性だった【医療従事者向け】(2026.08.06更新)
はじめに ── 患者選択を超えて「治療選択」の時代へ これまで二次性僧帽弁逆流(MR)に対するM-TEER(MitraClip)のエビデンスは、薬物療法(GDMT)との比較で語られてきた。COAPT試… ▼続きを読む
心房細動の新しい治療「パルスフィールドアブレーション」── 電気で焼かずに不整脈を治す時代(2026.08.03更新)
心房細動と診断され、「カテーテルアブレーション」という治療を勧められた方も多いのではないでしょうか。これまでは心臓の中を「熱」や「冷凍」で焼く治療が主流でしたが、2024年9月、日本でも「電気」で治す… ▼続きを読む
